2011年12月24日

『英国メイド マーガレットの回想』発売中とQ&A

eikokumaid
『英国メイド マーガレットの回想』
マーガレット・パウエル著 村上リコ訳
定価1,785円(本体1,700円)
ISBN 978-4-309-20582-3 ● Cコード 0098
【amazonで購入】 / 【bk1で購入】 / 【楽天ブックスで購入】

 おとといあたりから一部の書店には並び始め、オンライン書店からもぼちぼち発送されているようで、楽天ブックスに予約していた本が届いたよ、と実家の父から電話がありました。両親から聞かれたことを、この機会にQ&Aっぽくまとめてみましょう。

父「このページ端の注釈は原著にはないもの?」
私「ないです。私が書きました」

「学術書のようにキッチリしたものじゃないけど、これはこれでいいね。昼食をディナーと呼ぶところもあるんだね。周りの人に聞いたらみんな知らなかったよ」とのことです。それはまあ、英国の習慣の話ですからね。(ちなみに父はヒューマンリソースがどうとかワークシェアリングがこうとか労務管理論が云々とか、よくわからないけれどそういう畑で長年教えている人で、外国の労働事情にも関心を持っています)

母「まだ最初のほうしか読んでないけど……この、日曜学校の話からいきなり始まるのには何か意図があるのかな?」
私「この本はもともと1968年に出たもので、ウーマン・リブだとか性の解放が関心を集めていた時期なので、そういうことをあけすけに語ろうっていう世相の影響もあるんじゃないかと」

 さわりだけでも読んでいただければわかると思いますが、「日曜学校の話」は、しょっぱなからなかなか強烈なエピソードです。(ちなみに実家の母のお部屋にはマリア様の像があったりします)

 そんなわけで、英国文化やメイドの生活に興味があるお若い方はもちろんのこと、うちの両親のように幅広い年齢・立場の方、いろんな興味関心を持つ方にも楽しんでいただけそうな『英国メイド マーガレットの回想』。どうぞよろしくお願いいたします。
posted by rico at 14:52| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月21日

twitter画像集(12/1〜7)「キッチン・メイド」編+近況

eikokumaid
「Fellows! 2011-DECEMBER volume 20」

 現在発売中の雑誌「FELLOWS! vol.20」に、山名沢湖さんの新作短編漫画「メアリのカンバス」が掲載されています。100年くらい前の英国的な舞台で、メイドが主人公のお話です。資料協力させていただきました。どうぞよろしくお願いします。

ミズウミ電報ブログ版 「メアリのカンバス」

 作品への思いを山名さんがブログに綴られています。構想はかなり前からあり、時間をかけて丁寧に仕上げられたお話です。ぜひご覧下さい。

eikokumaid
『英国メイド マーガレットの回想』
マーガレット・パウエル著 村上リコ訳
定価1,785円(本体1,700円)
ISBN 978-4-309-20582-3 ● Cコード 0098
【amazonで購入】 / 【楽天ブックスで購入】

 数日中に新刊『英国メイド マーガレットの回想』が発売になります。なるべく多くの方に、お若い方にも手にとっていただきやすいよう、本体価格が改定されました。当初お知らせしたものから100円さがって1,785円(本体1,700円)。それにともない発売日も少しずれ込むことになりました。申し訳ありませんがよろしくお願いします。

 以下はtwitterにあげた画像です。

12/1


111201.jpg
「使用人の訓練法―自分でやるに任せましょう。ガスストーブがあれば、不安と出費を大いに抑えられます」で、この体たらく。http://t.co/pieoig53
posted at 20:14:37



※消印はなかったのですが、おそらく1900年前後かと思われます。

12/2


111202.jpg
『図説 英国メイドの日常』P23左下、P122左上の図版と同じシリーズのポストカード、消印は1902年。当時のロンドンでよく見られた光景を描いたもので、ほかに辻馬車、花売り、新聞少年なども。 http://t.co/jhlPO9ca
posted at 20:25:44



12/3


111203.jpg
「戸棚の中の骨(=隠しておきたい身内の恥)」というマンガ。「パンチ」1884年9月27日掲載。女主人がきたのであわてて彼氏を戸棚に押し込み「あたしの彼は救世軍ではないです。それに反対する『骸骨軍』に入ってますから!」 http://t.co/IHb0KTSo
posted at 19:06:59


小さな家のコックやメイドというと、彼氏(警官や軍人)を引き込んでパイを食べさせる生き物だと思われていたようで、この種のマンガやポストカードはものすごく多い。どこまで実情を反映したものかは『英国メイド マーガレットの回想』を読めばわかる…かもしれません。
posted at 19:14:30



12/4


111204.jpg
『英国メイド マーガレットの回想』にちなんで、キッチンの写真を。イーストボーンにある「ショップ博物館、私たちの昔の暮らし(How We Lived Then)」から、「エドワード時代のキッチン」。2008年訪問。 http://t.co/WVCjGijj
posted at 19:16:22


ショップ博物館は、小さな小さなタウンハウスに異常なまでにぎっしりと昔のモノが詰め込まれた、なんかすごい空間でした。時代やジャンルごとに商店風にディスプレイしてあります。あとメイドは本物じゃなくて人形です。
posted at 19:27:16



12/5


111205.jpg
ノーフォークの17世紀の邸宅、フェルブリッグ・ホールのキッチン。天井を高くしたり窓を足したり、19世紀のあいだに改装が加えられてきた。奥にあるクリーム色のレンジは「アーガ(Aga)」。 http://t.co/XlJcnugb
posted at 20:53:23


アーガは商標名。1920年代に登場したガス調理器具。オーブンとクッカーが合体している。古いタイプでも非常に人気があって、お洒落な中古アーガ専門店を見かけたこともある。何年も前、はじめてこの三文字に出くわしたときには、何のことかさっぱりわからなくて困惑した。
posted at 21:07:23


英国カントリーサイドを舞台にした家庭小説のジャンルを「アーガ・サーガ」と呼ぶらしい。へえ〜。http://t.co/V4U4qrDU
posted at 21:17:34


ひとつおりこうになったところで、仕事にもどります。
posted at 21:19:58



12/6


111206.jpg
可愛いキッチン雑貨屋のショーウィンドウにAGAティーポットを発見。2010年、北ヨークシャーのサースク(Thirsk)という町に泊まったときの写真。 http://t.co/v8nov2hT
posted at 19:54:48


しかし、同じ町のB&Bに泊まっていても、あちこち郊外を飛び回りすぎて、可愛いお店があいてる時間にちっとも帰ってこられないといういつものパターン…。
posted at 19:59:14


サースクは広すぎず小さすぎず、田舎町だけれどインフォメーションや本屋や商店もきちんとあって、町の人もやさしくてパブやレストランもなかなかおいしくて、とっても過ごしやすい町でした。いつかまた行きたい。
posted at 20:09:50




12/7


111207.jpg
サースクの街のどまんなかにある「ワールド・オブ・ジェイムズ・ヘリオット」、ヘリオット先生記念博物館に再現された「1940年代の獣医さん宅のキッチン」。おとといに引き続き、やっぱりクリーム色のアーガ。 http://t.co/Qqh6wp1z
posted at 22:28:47


ジェイムズ・ヘリオットとは、サースクにゆかりの深い作家のペンネーム。北ヨークシャーの田舎町で新米獣医として体験したできごとをつづった半自伝的な作品で(英国では)非常に人気がある。http://t.co/3kkrYZ14
posted at 22:38:44


「ヘリオット先生シリーズ」たいへんおすすめ。ほんとは小さくて可愛い動物の治療に専念したいのに、馬や牛と泥だらけで格闘しなければならないとか、キャラの濃い村人たちに翻弄されたりだとか。ほとんどが短編連作エッセイのような形式で、気軽に読めます。
posted at 22:47:10




おまけ。
111221_01.jpg
「ワールド・オブ・ジェイムズ・ヘリオット」記念館の外観。ヘリオット先生が実際に獣医として開業し、執筆もしていた場所です。中身は「再現」。
111221_02.jpg
処置室を再現したもの。ほかにも医療器具の歴史やテレビドラマ撮影ごっこができるスペース(これはこどもむけですね)、往診車なんかもあって、なかなか見ごたえのある施設でした。

herriot
『ヘリオット先生奮戦記 上』
ジェームズ・ヘリオット (著), 大橋 吉之輔 (翻訳)

posted by rico at 15:34| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月10日

Twitter画像集(11/25〜30)「図書室と読者」編(おまけつき)

 Twitterにあげた画像をまとめてみました。80〜120wくらいの文章って、図版一枚に添えるキャプションとしてほんとにちょうどいい量で、すごーく書きやすかったりします。いまのところ毎日1枚程度アップしてます。まず間違いなくそのうち途切れると思いますが(笑)、よろしければおつきあいください。

11/25

何百年も前の本がぎっしり詰まった図書室に足を踏み入れると、中読めなくてももういいや、住みてー。って思ってしまいます。
posted at 10:43:12


111125_03.jpg

ノーフォークに建つ17世紀の邸宅「フェルブリッグ・ホール」の図書室。ゴシック調の美しい本棚。いまもなおすばらしく貴重な蔵書がはいっているとかいないとか。 http://t.co/yo1FagCw
posted at 18:26:14



11/26
111126.jpg

二階部分の通路(ギャラリー)をそなえた図書室にあこがれる。ダービーシャーのチャッツワース邸。2006年訪問。 http://t.co/LbhK6myT
posted at 20:11:09




11/27
111127.jpg

1893年の雑誌挿絵(ひとコマ漫画的なものの一部)。女性や子どもが本を読んでいる場面にはぐっときます。百年前のあなたがたも、胸のうちに妄想を育てたのね、と。 http://t.co/etiCgUKX
posted at 18:46:07



11/28
111128.jpg

本を読む女性。でも、本よりショールの美しさに目がいってしまう。まるでアクセサリーのような。カルト・ド・ヴィジット、たぶん1870年前後。 http://t.co/SQDkHdhl
posted at 22:02:32


まあ、実際には本を読んでいるとはかぎらなくて、聖書や祈祷書や「舞踏会の手帖」かもしれないわけですけどね。
posted at 22:04:31



11/29
111129_01.jpg

これも1893年の家庭雑誌から。貸本屋を訪れる客の形態を描写したひとこま漫画シリーズのひとつ。読む本はその人を語る。『最高の夫』を借りに来る女性ってこんな感じ? http://t.co/x0UBfh4q
posted at 20:09:57


111129_02.jpg

もうひとつ。「『朗読用おもしろ話集』はあるかね?」おじさん、そんな苦虫噛み潰したような顔で…。 http://t.co/nHr4Nav0
posted at 20:27:05


本の表紙についている四角いラベルは貸本屋の本であるしるし。アニメ『英國戀物語エマ』の第4話にも、貸本屋ミューディーズの黄色いラベルが出てきます。
posted at 20:42:28



11/30
111130_02.jpg

きのうの続きで、1893年の家庭雑誌から。「『年15ポンドでレディのように装う方法』がほしいのですけど」…いかにもな格好。質素なりに飾りのある帽子、淑女のしるしの手袋、サイズの合わないテーラーメードのスーツ。 http://t.co/AllfNfCJ
posted at 19:28:06



おまけ。(ボーナストラック的な)
111210_01.jpg
「『放蕩の跡取り息子』はここかね?」……お、おじいちゃん……。


 そして追記。「貸本屋と読者」シリーズに出てくる本は、原則としてほんとにあるもののようです。気になる方はGooglebooksなどの版権切れ書籍カタログで探してみてください。
posted by rico at 13:04| メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月27日

ついったーはじめました。&蔵出し画像集

 何かをやろうかやるまいか、気になるものを買おうか買うまいか、たいていのことは決意するまでずいぶんかかってしまうたちです。でも決めたら最後、目をつぶってえいやっと始めてしまいます。慎重なのか衝動的なのか。ただ臆病なだけなんだと思います。

http://twitter.com/murakamirico

 と、いうわけで、何年もだらだらと考え続けていたtwitterなるものを、えいやっと始めました。いまは前の仕事が終わって次のことを準備している段階なので、ちょうどいいタイミングかなと思い。来月から実作業に突入すると、またあたまがいっぱいになってぱったり黙り込むかもしれませんが……。

 つぶやきに写真をつけてあげることができるので、だいたい1日1回ずつ、手持ちの画像をアップしています。原則として個人蔵のものです。気軽に見てほしいので私のほうも身構えず、キャプションもなるべく手短に。出典をチェックする以外は、ついうっかり調べものにハマったりしないよう気をつけて(笑)。

Aeq35BKCEAAkFHh.jpeg

 画像をアップしてみるテスト。お気に入りの秘蔵の1枚。美少女ツインズfromニューヨーク! 1860年代くらいかなー(適当)

※追記、フォーマットは名刺判写真(カルト・ド・ヴィジット)です。

111120_02.jpg

 メイドとオウムとロバ。フォトポストカード。未使用。撮影場所不明。20世紀初頭かな。構図もポーズもプロっぽくないし私的なものだと思います。どういう場面なんだかさっぱりわかりません。ただ満面の笑顔だけが印象に残ります。


111121.jpg

 1877年の雑誌小説挿絵。坊ちゃまとハウスメイド兼ナースメイド。ほんとうはクララという名前だけれど、「それでは上品すぎるので」メアリーと呼ばれている。

 『図説 英国メイドの日常』をつくったとき、「坊ちゃま・お嬢ちゃまとナースメイド」の図版はだいぶダブって割愛せざるをえませんでした。中流階級読者の目線でみたとき、家事使用人のなかでもとくに身近で絵の題材にしやすい対象だったのだと思います。


111122.jpg

 仮装写真も好きで、つい手が伸びてしまいます。ヘンリー八世かな?かなり質のよさそうな衣装です。キャビネットカード、裏面の書き込みによれば1893年。


111123.jpg

 1908年に「おばさまへ」送られたポストカード。裏面の通信文が残ってるのが興味深い。「どっちが私か当てられる?」「キャップがそっくりなの気がついた?これ、支給なんです」…というわけで、私的に撮影された写真葉書のようです。


 仕事の告知のために始めたはずが、つぶやくのが案外楽しくて、まだ一回もそれらしいツイートをしていません(笑)。

eikokumaid

図説 英国メイドの日常
村上 リコ 著
定価1,890円(本体1,800円)
ISBN 978-4-309-76164-0 ● Cコード 0339
【amazonで購入】 / 【bk1で購入】 / 【楽天ブックスで購入】

 今年の4月に出ました。19世紀から20世紀初頭の英国のメイドたちの仕事や生活の実態、人間関係や恋愛などを数多くの図版で考える本です。

4309205828
『英国メイド マーガレットの回想』
マーガレット・パウエル著 村上リコ訳
定価1,890円(本体1,800円)1,785円(本体1,700円)
ISBN 978-4-309-20582-3 ● Cコード 0098
【amazonで購入】 / 【楽天ブックスで購入】

 12月21日発売予定の翻訳書。1920年代の英国、15歳でキッチンメイドになった女性が語る回想記です。二十世紀初頭のメイドやコックの暮らしぶりが、皮肉なユーモアを交えて赤裸々に綴られていきます。カバーは森薫さんの描きおろし。書店予約も始まっています。

 どうぞよろしくお願いします。



posted by rico at 18:10| メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月19日

『英国メイド マーガレットの回想』情報更新

『英国メイド マーガレットの回想』
マーガレット・パウエル著 村上リコ訳
定価1,890円(本体1,800円)
定価1,785円(本体1,700円)※予価変更になりました!
ISBN 978-4-309-20582-3 ● Cコード 0098

 15歳でキッチンメイドとなったマーガレット。雇い主たちの仕打ちに涙し、ある時は楽しみながらコックに出世する。この自伝でベストセラー作家に。カバー絵は「エマ」森薫氏の描き下ろし!

 1920年代の英国。海辺の街の職人の家で健やかに育った15歳のマーガレットは、貧しさから教師になる夢をあきらめ、裕福な家のキッチンメイドになった。そこに待っていたものは、ハードな長時間労働と、根深い階級格差だった。
 大量の鍋を洗い、手間隙かけて料理の下ごしらえをし、活きのよすぎるロブスターと格闘し、女主人の理不尽な仕打ちに耐える日々。失敗を繰り返しながら、彼女は強くなる。昼なお暗い地下のキッチンに押し込められて、一日15時間の家事労働に携わってはいても、胸に秘めた「野望」が消えることはない。
 20世紀初頭の英国における、メイドやコックの隠された生活が、活き活きと綴られる。最下層のキッチンメイドからコックへ、そして六十歳を超えてのち本書を出版し、一躍売れっ子作家の道へ。知性とユーモアと批判精神に満ちた、類まれなる英国女性の一代記。

河出書房新社より12月に発売予定です。
出版社の公式サイトにロングバージョンの内容説明と本文の抜粋を掲載していただいています。
よろしければご覧下さい。

(釣り上げた魚はこの後さらにたいへんなことになります……笑)
posted by rico at 20:48| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月27日

『英国メイド マーガレットの回想』2011年12月発売予定

111027.jpg

『英国メイド マーガレットの回想』
マーガレット・パウエル 著 村上 リコ 訳

 鋭意校正中の訳書について、出版社の公式サイトに情報が掲載されました。河出書房新社より、12月後半に発売になります。1920年代に十五歳でキッチンメイドになった、マーガレット・パウエルという女性が、家事使用人としてすごした日々をつづった回想記。その翻訳を手がけました。

 二十世紀初頭の英国で暮らしていたメイドやコックの日常を、活き活きと詳細に描写するノンフィクション。原著は1968年の初版刊行以来、貴重な生の声を伝える社会史史料として、数多くの歴史書に引用されてきました。私自身、『エマ ヴィクトリアンガイド』や『図説 英国メイドの日常』を書くとき、『英國戀物語エマ』などアニメの制作にかかわるとき、まるで亡き著者に相談するかのような気持ちで、幾度となく読み返したものです。

 貴重な史料であると同時に、著者の人柄と皮肉のきいた語り口によって、まず第一に、たいへん魅力的な読み物でもあります。訳しながら、どれだけ吹き出したことか。英国では幅広い読者に愛され、長く読みつがれてきました。この本を紹介することができて光栄です。

 カバーイラストは、森薫さんが描いてくれることになりました。初めは『英国メイドの日常』のように既存の絵画を使おうとしていたのですが、ぴったり来るものが見つからず。ある日、同居人の猫丸さんが「……森さんに頼んでみれば?」「ああっ!(思いつかなかった!)」というわけで、急遽依頼。連載でお忙しいなか、引き受けてくださいました。いくら感謝しても足りません。ありがとうございます。

 あとちなみに邦題について。企画書は原題『階段の下』のまま出してあったんですが、会議の場で社長みずからこのタイトルをつけてくれたそうです(笑)。伝わりやすくていいかなと思っております。
posted by rico at 16:55| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月24日

日常

111024_00.jpg

 昨日、ちょっと出かけて帰ってくるまでのあいだに、玄関に飾ってあった伯爵かぼちゃに人格が生まれていた……。ジャック・オ・ランターンとは言わないまでも、なんか魔よけにはなりそう。

111024_02.jpg

 少しだけ時間があったので、さしあたって私個人のリサーチ以外には何に使う予定もないポストカードをもくもくとスキャン&整理。扮装っぽい少女看護婦たち。

111024_03.jpg

 警官とメイドのカップルはほんとうに多いですね〜。通信文には「こんなふうにされたらどう思う?」的なことがよく書いてあるので、バレンタインカードとか恋人同士のやりとりに使ったんだと思います。そして必ずといっていいほど、彼氏の警官の左腕袖口には、縦縞のバンドがはまっています。これは「勤務中」のしるし。巡回途中のサボりなんですね。ぜひ『図説 英国メイドの日常』に載っている絵の左腕を確認してみてください(笑)。

111024_01.jpg

 もしつけていない場合、非番のデートというよりは、英国以外の別の国でつくられたカードである確率のほうが高い感じ。

111024_04.jpg

 ワン、ツー、スリー! おめでとうございます、双子です、いや三つ子です! ……ひょっとしたらもっとシリーズがいっぱいあって、六つ子や一ダースまで増えるのかも(笑)。別のところでばらばらに見つけて入手したセットのカードです。たまたまそろうとなんか嬉しい。(……こうやってひとははまっていくのですね……)
posted by rico at 10:41| メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする