2017年01月10日

2017年のご挨拶と新刊『図説 英国社交界ガイド』のお知らせ

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『パンチ』1867年8月31日、ジョージ・デュ・モーリエ「ティットウィロー夫妻、おいとまごいをいたします」より。(文字無しの図版と解説は新刊本に収録予定)

 旧年中はお世話になりました。本年もよろしくお付き合いのほどをお願いいたします。
 
 2016年は、前年の『図説イングランドのお屋敷』に続き、トレヴァー・ヨーク著『図説英国のインテリア史』の翻訳書を出すことができました。マール社より好評発売中です。また、12月に宮城学院女子大学に招いていただいておこなった講演も印象に残っています。学生さんたちの言葉に触発されて、わたしも自分の考えを素直に表現していかなければいけないという思いを新たにしました。ありがとうございました。
 
 太田詩織著『オークブリッジ邸の笑わない貴婦人』シリーズの監修をさせていただきました。19世紀の生活を北海道で真剣に再現するという内容の連作短編小説です。

 枢やな著『黒執事』では引きつづき漫画連載のアドバイザーをつとめています。また、今月公開になる劇場版『黒執事 ブック・オブ・アトランティック』ではひさびさにアニメ制作の考証協力もしました。

 国書刊行会より、「シャーロック・ホームズの姉妹たち」と題して、19世紀末と20世紀初頭にイギリスとアメリカで発売されたレアな女性探偵小説の邦訳が発売されました。ファーガス・ヒューム著『質屋探偵ヘイガー・スタンリーの事件簿』レジナルド・カウフマン著『駆け出し探偵フランシス・ベアードの冒険』(いずれも平山雄一訳)の二冊に、僭越ながら解説を寄せています。「当時の生活や女性に関することならなんでも自由に」とのご依頼だったので、本当に自由に書かせていただいてしまいました。お読みいただけますと幸いです。

 そして昨年後半はオリジナルの著書に取り組んでいたのですが、思いのほか苦労して時間がかかってしまい、現在にいたります。ようやく今月末、河出書房新社ふくろうの本より『図説 英国社交界ガイド エチケット・ブックに見る19世紀英国レディの生活』として発売になる予定です。「エチケット・ブック」の記述を通して19世紀英国ミドルクラス女性の社交生活を想像する本です。詳しい内容については、追々紹介していきますね。

楽天ブックスで購入 / amazonで購入 / 紀伊國屋書店で購入

 書影はまだですが、書店での予約は始まっています。なにとぞよろしくお願い申し上げます。
posted by rico at 00:57| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする