2014年04月19日

翻訳書 A・M・ニコル『怪物執事』発売中

 翻訳を手がけた本が無事に発売になりました。

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怪物執事 英国を魅惑した殺人鬼の真実
A・M・ニコル 村上 リコ

【amazon】 / 【楽天ブックス】 / 【紀伊國屋書店】

◆似非(エセ)執事が語る華やかな殺人の記録とその検証。
英国を騒がせたシリアルキラーの心理に肉迫するノンフィクション。

◆1978年、スコットランドでひとりの人間が終身刑を言い渡された。
ロイ・フォンテーン−−本名アーチボルド・ホールは数々の屋敷に執事として入り込んで金品を盗み、実弟をふくむ5人の人間を殺害した。「執事になりすまして主人を殺す」「著名人との華麗でエロティックな交友関係」「男女問わずとりこにする爛れた性生活」など、彼が獄中から語るスキャンダラスな物語はタブロイド誌をにぎわせ、大衆の興味をそそった。
だが、彼の語る華やかな物語は、どこまでが真実なのか。その謎に、“彼自身の証言”と“事実”の両面からはじめて光を当てる。

 出版社公式サイトへのリンク。目次が読めます
 
 『図説 英国執事』のため、使用人の犯罪について調べてまとめていたとき、この本の原書に出会いました。実のところ、調べれば調べるほど、執事が犯罪に走ったというより、犯罪者が執事のふりをしていたというのが正しい状況ではあったのですが……。

 さまざまなフィクション作品に現れる幻影に満ちた執事の実像を解明してみたい、というのが『図説 英国執事』の発端でした。さて、1950年代から70年代末にかけて、執事という職を犯罪に利用したアーチボルド・ホールの場合はどうだったのでしょうか?

 尊敬する海外ドラマ研究家・編集者・ライターの岸川靖さんが読み応えのある解説文を書いてくださいました。なぜ岸川さんなのか? というのは、読んでいただければわかるはず。
 
 ちなみに……(以下余談につき折り畳み)
 
 先日ツイッターでつぶやいていたこの件




 気になって調べたんですけどわからなくて……とギリギリになってご相談したら、なんと、すぐさま解説に盛り込んでくださったのです。さすがすぎる!
posted by rico at 13:24| 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする