2012年12月01日

クリスマスプディングのつくり方(お手軽版)

 おひさしぶりです。9月に出ました訳書『図説メイドと執事の文化誌』好評発売中です。いまは小説翻訳の企画がとおり、来年初夏の発売をめざして絶賛格闘中。小説難しい。でもたのしい。めどが立ちましたら告知しますので、またどうぞよろしくお願いいたします。

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 さて、ことしはうちでクリスマスプディングをつくってみました。まだまだ熟成中ですが……。

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 小さいのをひとつ試食。いまの時点でもじゅうぶん美味しいです。



 2年前にコミック『エンバーミング』のおまけ企画で挑戦したときには、1907年の『ビートン夫人の料理書』のレシピをもとに、100年前の味をできるだけ忠実に再現しようとがんばったものです。このときのレシピは『エンバーミング』単行本6巻、コラム「エンバーミング博物誌」vol33に再録されました。

 今回は、ただ自分が美味しく食べるだけが目的ですから、材料は近所で手にはいるものだけで代用し、扱いやすいよう量も減らしたお手軽バージョンにしてしまいました。来年のためにレシピをメモっておきます。

●クリスマスプディングの材料
(400グラムのいれものおおざっぱに2個分くらいのどんぶり勘定)
・バター(またはケンネ脂) 110グラム
・塩 1つまみ(有塩バターの場合は省略)
・ミックスレーズン(またはレーズン、カランツ、サルタナ)合計280グラム
・マーマレード(または砂糖漬けオレンジピールとレモンピール合わせて) 60グラム
・砂糖 110グラム(あればブラウンシュガー)
・ハチミツ 大さじ1(省略可)
・小麦粉 30グラム
・ナツメグ 適量
・シナモン 適量
・好みのスパイス 適量
・食パン 2枚(または生パン粉110グラム)
・スライスアーモンドやピーナッツなど皮なしのナッツ類(乾燥ココナッツ、ダイスカットアーモンドなど) 30グラム
・牛乳 70cc
・ブランデーかラム 35cc
・レモン汁 大さじ2(または生レモンからおろした皮としぼった果汁 1/2個)
・卵 2個


●つくり方
1 バターをダイス状に刻む。レーズンは粗く刻む(半分にカットする気分で)。ナッツも刻む。ピールを使う場合も短く刻む。マーマレードのときはそのまま。パンは手で細かくちぎる。
2 液体(卵、牛乳、ブランデー、レモン汁)以外の材料をボウルに全部いれて混ぜ合わせる。
3 2に牛乳を加え、溶きほぐした卵を加え、ブランデーとレモン汁を加える。
4 内側にバターか油を塗った容器に材料を入れ、口の内側の大きさにカットしたクッキングペーパーかアルミホイルでふたをし、清潔なふきんで包んで結ぶ。
5 4時間ゆでるか、5時間以上蒸す。(でもサイズが小さければもっと短くていい気がする)
6 水分が乾くまで冷暗所に吊るし、そのまま冷暗所か冷蔵庫か冷凍庫で保管。
7 食べる時に1時間以上蒸すか、レンジで温める。
8 ブランデーでフランベし、ソースをかけて供する。


 結局のところ、刻んで混ぜて(長時間)蒸すかゆでるかするだけなので、手順自体はものすごく簡単。材料と時間さえあれば失敗はまずないと思います。ご家庭の味ですから、材料のバランスが多少違っててもそんなにひどいことにはならないですし、いれものも、陶器のどんぶりとか湯飲みとかプリンカップでぜんぜん問題ないです。長期保存にそなえて雑菌だけは気をつけて。よかったら挑戦してみてください。

posted by rico at 11:32| メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする