何かをやろうかやるまいか、気になるものを買おうか買うまいか、たいていのことは決意するまでずいぶんかかってしまうたちです。でも決めたら最後、目をつぶってえいやっと始めてしまいます。慎重なのか衝動的なのか。ただ臆病なだけなんだと思います。
http://twitter.com/murakamirico と、いうわけで、何年もだらだらと考え続けていたtwitterなるものを、えいやっと始めました。いまは前の仕事が終わって次のことを準備している段階なので、ちょうどいいタイミングかなと思い。来月から実作業に突入すると、またあたまがいっぱいになってぱったり黙り込むかもしれませんが……。
つぶやきに写真をつけてあげることができるので、だいたい1日1回ずつ、手持ちの画像をアップしています。原則として個人蔵のものです。気軽に見てほしいので私のほうも身構えず、キャプションもなるべく手短に。出典をチェックする以外は、ついうっかり調べものにハマったりしないよう気をつけて(笑)。

画像をアップしてみるテスト。お気に入りの秘蔵の1枚。美少女ツインズfromニューヨーク! 1860年代くらいかなー(適当)
※追記、フォーマットは名刺判写真(カルト・ド・ヴィジット)です。

メイドとオウムとロバ。フォトポストカード。未使用。撮影場所不明。20世紀初頭かな。構図もポーズもプロっぽくないし私的なものだと思います。どういう場面なんだかさっぱりわかりません。ただ満面の笑顔だけが印象に残ります。

1877年の雑誌小説挿絵。坊ちゃまとハウスメイド兼ナースメイド。ほんとうはクララという名前だけれど、「それでは上品すぎるので」メアリーと呼ばれている。
『図説 英国メイドの日常』をつくったとき、「坊ちゃま・お嬢ちゃまとナースメイド」の図版はだいぶダブって割愛せざるをえませんでした。中流階級読者の目線でみたとき、家事使用人のなかでもとくに身近で絵の題材にしやすい対象だったのだと思います。

仮装写真も好きで、つい手が伸びてしまいます。ヘンリー八世かな?かなり質のよさそうな衣装です。キャビネットカード、裏面の書き込みによれば1893年。

1908年に「おばさまへ」送られたポストカード。裏面の通信文が残ってるのが興味深い。「どっちが私か当てられる?」「キャップがそっくりなの気がついた?これ、支給なんです」…というわけで、私的に撮影された写真葉書のようです。
仕事の告知のために始めたはずが、つぶやくのが案外楽しくて、まだ一回もそれらしいツイートをしていません(笑)。
図説 英国メイドの日常村上 リコ 著
定価1,890円(本体1,800円)
ISBN 978-4-309-76164-0 ● Cコード 0339
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【楽天ブックスで購入】 今年の4月に出ました。19世紀から20世紀初頭の英国のメイドたちの仕事や生活の実態、人間関係や恋愛などを数多くの図版で考える本です。
『英国メイド マーガレットの回想』マーガレット・パウエル著 村上リコ訳
定価1,890円(本体1,800円)1,785円(本体1,700円)ISBN 978-4-309-20582-3 ● Cコード 0098
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【楽天ブックスで購入】 12月21日発売予定の翻訳書。1920年代の英国、15歳でキッチンメイドになった女性が語る回想記です。二十世紀初頭のメイドやコックの暮らしぶりが、皮肉なユーモアを交えて赤裸々に綴られていきます。カバーは森薫さんの描きおろし。書店予約も始まっています。
どうぞよろしくお願いします。